古井農場では、のこくずを床に敷き詰めた「おが床」で肥育期の豚を育てます。のこくずには好気性菌が散布されており、この菌が糞尿が有機物を分解、同時にアンモニアも分解するので臭気減少に効果があります。
約5カ月間使用すると一度持ち出して乾燥殺菌し、再度敷料として利用します。
昨年、新たに設備を導入し、3回以上利用したものを堆肥として販売するようになりました。より上質な堆肥になったと野菜農家やお茶農家の皆様に喜んでもらっています。
この写真は新しく豚を導入する前の準備中の様子です。
以前は、新品ののこくずを全面に敷いていましたが、現在は、再生品と新品を混合して利用します。(ちなみに左側の色の濃いほうが再生品。右側が新品です)
肉質だけでなく、堆肥の品質も向上できるようにみんなで頑張っています。